借金を完済している場合の過払い金について

過払い金というのは、借金の返済において、払いすぎた利息の事を言います。貸金業法が改正されるまでは、法外の利息を取っていた消費者金融が多かったのです。しかし、貸金業法が改められてからは、基準内の利息に留めるように定められました。しかし、その前にお金を借りていて、法によって決められている範囲よりも高い利息を支払っている人も多いため、過払い金が発生するのです。

 

過払い金は任意整理を行う際にも過払い金を回収して借金を減らすという手段にも用いられますが、それ以外に払いすぎた利息を取り戻すという目的のみで返還請求をするという事も多いのです。借金に困ってしまった人にも大いに味方になってくれるものですが、借金を返済してしまった人も臆することなく返還請求したいものとなっています。任意整理の場合については、借金を減らすという過程においての過払い金請求という形になります。しかし、借金を返済し終えている場合については、もともと払っていた利息が過度だったということで、こちらから返還するように請求ができるということです。

 

全国には、500万人もの過払い金返還の権利を有す人がいると言われています。過去に借金をした経験があるのであれば、過払い金が発生していることは十分に考えられます。過払い金の返還を請求できるのは、完済した時点から数えて10年間となっています。それを過ぎると請求できなくなるのです。過払い金が発生していることに気付かずに、返還の権利を逃してしまっては実に残念ですし、もったいないです。時効を迎える前に今一度ご自分に過払い金がないかということをご確認していただくことが大事です。さて、時効があるということで過払い金の返還請求を急ぐ必要があるのですが、急ぎたい理由というのは、他にも存在します。

 

昔に多くの法外な利息を業者が取っていたせいもあってか、過払い金の請求をする人が多くいます。今の世の中は経済的にもあまり良くありませんが、過払い金を沢山返還請求されることによって、業者も経営がひっ迫しているのです。よって、業者が倒産してしまうことも大いに考えられることです。もし業者が倒産してしまうと、過払い金というのは請求できなくなってしまいます。なので、早めにご自分の状況を調べて早めに請求の行動に移すことがとても大事なのです。では、どのように行動に移すのか?それは、弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談するのが一番です。

 

業者に取引履歴を開示してもらったり、それを基にして利息を再計算する必要があり、自分でするには難しい面があります。専門家に依頼すると、手続き等を任せることができるので、とても安心です。業者に自分から連絡を取る必要もないので精神的な負担もないのは有難いです。以前に借金を完済していたということがあるのでしたら、諦めることなく弁護士や司法書士に一度相談しましょう。多くの過払い金が返ってくる可能性もあります。


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